会社の危機管理と経営の心得
どんな会社にもピンチ(津波)は必ず訪れます。その時に対処するためには、資産を多く持つことが不可欠です。どの業種、業界も万全ではなく、経営の危機は避けられません。その危機を乗り越えるには、現金や保有資産を売却する他に方法はありません。そのために、経常利益を上げて現金および資産を作ることが重要です。
直販を行い、10%の経常利益を目指しましょう。目標は従業員給与の3年分を確保することです。企業の理想は永続的に存続することにあります。
会社は以下の2つの目的のために存在します:
- お客様
- 従業員
このことを従業員にも理解してもらい、早急に現金や保有資産を作ることが重要です。お客様や従業員に迷惑をかけるようでは、会社の存在意義がなくなります。
3年ほどである程度の資金を蓄えることが可能です。しかし、このお金は貯金に回し、来るべき危機に備えるべきです。
避けるべきこと
- 外車の購入
- 自宅の購入(自宅は金を産まない)
- 事務所の購入(賃貸が最良。道路事情などで価値が変わるため)
- 長時間を要するゴルフなどの頻繁なプレイ(交流のために必要だが、週3、4は控える)
- 社交場への頻繁な通い
- 海外旅行やカジノなどへの過度な興味
まとめ
危機に備え、従業員給与の3年分を確保し、質素で変わらない生活を送りましょう。会社は永遠に続くことを目指しましょう。